コロナ禍における労働状況は国内に留まらず海外にも不安は広がっているかと思います。
その状況で、特に障害を持つ方の状況はどのように変化しているのか。また、それらの状況を取り巻く環境はどのように変化しているのか海外のニュースから読み解ければ、と思い調査しました。
Project SEARCH によるインターン

海外には Project SEARCH という障害者の雇用をサポートするインターンプログラムがあります。
とある青年はこのプログラムによって、仕事に関するスキルの教育と実際に給与の支給がある業務を経て、実務的なトレーニングを受けました。
コロナ禍以前からこのプログラムを通して、スキルを身につけ、その後は適した仕事を見つけ社会人として日々を過ごしていました。
Perspectives Corporation という障害を持つ方々をサポートする民間機関とまた、直接的な支援者により様々なサポートを受けています。
具体的にこの青年はアマゾンにて荷造りをしたり、配送のためのラベルを貼ったりといった業務をこなしています。
コロナ禍における不安

この青年もコロナ禍の様々な状況の変化を理解し、サポートをする方々に相談したとのことです。
健康面でどのようなリスクがあり、どのように続けていく必要があるのか、慎重に検討を進めたそうです。
そして、この青年は検討を重ねた結果、現状の業務を継続する決断をします。
「自分は若く健康であり、よりリスクのある方々(例えば高齢者)が生活を継続できるように自分の役割を果たしたい」。
そういった願いからの決断でした。
社会人としての自覚を強く持ち、この状況でもさらに前を向き、進んでいく。
障害を持つということと仕事をし、役割を果たすことには何も境界はないのだと感じました。
組織としての変化

本人の意識は非常に重要です。
それにより「仕事の価値」は変わり、それを取り巻く環境さえも変わっていきます。
この青年の意識の変化によって、組織としてもどのように環境を整備するのか、考えさせられ変わっていきます。
具体的には客数を制限、接触を可能な限り回避するような順路の明確化、マスクなどの衛生用品着用の徹底。
手洗いに加え、備品の清掃の定期化。
本人の情熱、そして環境の改善、それによりこの青年は職場において重要な存在と認識され、今も継続的に業務をこなしています。
学習を欠かさない

もともと、様々な機関からサポートを受けている背景はありますが、これは本人にとっても様々な人々とコミュニケーションを重ね、積極的な学習ができる姿勢に繋がっています。
具体的にはこの状況のリスクを積極的に改善する学習を継続し、自分が、自分達がどのように安全に仕事を邁進できるのかということです。
個性によって人々は時折、偏見を受けることもあります。
しかしながら、個性にこそ何かできることがないか、どのようにして伸ばしていけるのか。
そのような考え方に変わった時、その力は本人と環境を大きくより良い方向に変化させるのだと感じました。
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